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『至縁』は、人と人の繋がりによって生まれた「日常の中の非日常」に寄り添う一本です。普段は見過ごしてしまうような、日々お世話になっている方への些細な御礼や祝いを、忘れられない特別な時間へと彩ります。ラベルには、宮崎県の県鳥であるキジ科の「コシジロヤマドリ」、同じく宮崎県の花であるヒガンバナ科の「はまゆう」の白い花、また延岡市の花である赤い「カンナ」が描かれています。背景には全銘柄共通の七宝紋に加え、宮崎県の木である「フェニックス」という椰子の木を描くことで、色彩とともに宮崎の暖かな気候を思わせるデザインにしました。
味わい
口に含むと、驚くほどの飲みやすさが広がり、芳醇な香りも感じられます。 初めの一口で舌に広がる甘 さは、まるで舞い上がるようです。 心地よい清涼感 に包まれてマイルドな味わいが感じます。 人生の起 点ともいえるご縁に感謝を込めて、乾杯酒としても 適しています。
白ワインのようなめらかな味で、 ほどよく酒感も感じながら後味も雑なく スッキリしており、 とてもバランスよく引き締めてくれる酒です。 特徴を 引き立てるために、 白ワイン用のグラスをおすすめします。飲む前に、冷蔵庫で約1時間程度冷やしておくと適切な温度になります。 ただし、個々の好みによっても異なるため、 自分の好みに合わせて温度を 調整してください。 新鮮な状態で味わうためには、開封後は数日以内に飲 み切ることが望ましいです。「至縁」の美味しさを最大限に引き出してお楽しみください。
酒造好適米・山田錦を厳選し、丹精込めて低温で仕込んだ逸品です。2013年から2022年まで9年連続で全国トップクラスの水質と認定された「五ヶ瀬川」の水を使用して豊かな味と鼻の奥に抜ける純米大吟醸の香りが生きた軽やかな口当たりを実現しています。
麹、菌や酵母といった微生物が酒の品質に非常に大きな影響を与えていま す。温度によって酒の味わいに変化が生じるため、 24時間体制で醪と麹 室を見守り、酒造りの全ての過程において、 基本を忘れず、 妥協を許さず、 心を込めて作業を行っています。
「至縁」は、細部にまで手作業にこだわったています。お米の洗い方一つとっても、杜氏が気温や湿度、お米の状態を厳密に確認 し、数秒単位で着水時間を管理しています。 また、絞り方においても手間 と時間をかけた丁寧な手絞り (搾り)を行っています。 もろみを袋に詰 めて隙間なく掛け、 最小限の空気に触れる面積を保つことで、重力によっ て滴り落ちてくる清酒のみを抽出する方法です。このこだわりの結果、繊細な味わいと洗練された品質をお楽しみいただけます。
千徳酒造
日本酒の大量生産に伴い、 機械による醸造が増えている中、 千穂酒造は 「日本酒は生き物」であると捉え、 米洗い、 麺造り、 搾りまでの全ての工程を手作業で醸しています。 そのため、一つ一つの工程に心を込めてお酒を作り上げています。 「至緑」 では選ばれた契約農家から仕入れた酒米 山田錦を50%以下にまで削っています。 この手間暇か けた削米により、非常に少量しか生産できず、 販売本数も限られています。
[受賞歴]2019 全国新酒鑑評会 <金賞>2019 全米日本酒歓評会 <金賞>U.S. National Sake Appraisal 2019<金賞>インターナショナルサケチャレンジ2012 <銀賞>
コメント
唎酒師 / 株式会社こふろ 代表取締役 / 広島県三次市DXコーディネーター
華やかな香りが口の中に広がり、程よいミディアムボディ。まるで波が寄せては引く潮騒のような味わいが感じられます。熟した果実の風味に微かなスパイスが調和しており、苦味をまとめる旨味と甘み、そして純米特有のバランスに優れてます。味わいの膨らみが感じられる逸品です。
商品情報
